モノコックバスご乗車頂きましたお客様のブログで掲載頂きました。 「バスの中の人の乗りもの記録」 −2019年9月12日士別軌道 朝日線(士別軌道本社〜朝日)
「バスとりっぷ」のサイトで掲載されました。 全国でわずか4台のみ! 北の大地で唯一活躍する士別軌道の士別-風連線で「モノコックバス」に乗車!! 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]
・昭和57年(1982年)に製造されたバスで「日野 K−RC301P」という型式のものです。このバスは、和寒町が所有しておりましたが、平成10年(1998年)に士別軌道に移り、以来、路線バスとして運行、今も現役で走っております。モノコックバスが路線バスとして活躍しているのは、全国的にもかなり希少であると聞いております。 製造から三十数年経っておりますが、日々整備に心掛け、出来る限り長く走って欲しいと思っております。
●モノコックバスって?
もっと昔のバスは、骨組みに外板を貼り付けた「フレーム(骨組み)構造」でした。これは、骨組みに強度を持たせる必要があったことから、車体が重く、エンジンへの負荷が大きいという難点がありました。 「モノコック構造」は、フレームの替わりに鉄板などの外板だけで強度を得られるように設計されました。この場合、ボディに丸みを持たせた構造の方が、より高い強度を得られるため、モノコック構造のバスのボディは全体的に丸みを帯びて、たくさんのリベットが打たれております。 現在のバスは、細い鋼管を骨格とする「スケルトン構造」が主流です。モノコックバスは、外板の厚みとリベットが多用されていたため、軽量化に限界があり、窓や扉を大きく取ることができませんでした。そのため、モノコックバスは徐々に衰退していきました。